【プロに聞く!】Googleアップデートに負けないための「E-A-T」の話

ブログ書いて生きてます! ヒトデです!
前回プロのウェブマーケッターの方にブロガーの「勿体ない部分」を聞く記事や
ブログのジャンルの選び方を聞く記事を書きました
これが非常に好評で、「もっと聞いてくれ」という声がとても多かったので、さらに色々話を聞いてきました!
今回のテーマは
たぶん、Googleのアプデに負けない理論
です!
プロのWebマーケッター「河井大志」さんの紹介
名前:河井大志
主に
- アフィリエイトコミュニティ「ALISA」の運営
- WEBメディア事業
- アフィリエイト運用代行
- WEBマーケティング総合サポート
を行っているプロのWebマーケッター
様々なブログ、アフィリエイト関係の書籍も出版している実力者
出版している書籍
- SEO対策 検索上位サイトの法則52 (ソーテック社)
- アフィリエイト報酬アップの絶対法則61 (ソーテック社)
- 現役ASP役員が教える本当に稼げるアフィリエイト (ソーテック社)
- 元GoogleAdSense担当者が教える本当に稼げるGoogleAdSense (ソーテック社)
今日はアプデの話をして頂けるとの事で楽しみです。よろしくお願いします!!
自分なりの考えを、アプデくらって凹んでるブロガーさんに全力で伝えます。よろしくお願いします
E-A-Tをもっと分かりやすく伝えてみます
今日は
「たぶん、Googleのアプデに負けない理論」
という僕独自のスーパーな理論について語りたいと思います。
Googleのアップデートがあるたびに
- 「アフィリエイトは死んだ」
- 「ブログで飯を食えなくなる」
- 「Googleくそくらえ」
- 「ドメイン移し替えますか」
- 「このジャンルはアフィリエイトに向かない」
- 「公式サイトばっか上がってんじゃーん!」
- 「ユーザーはこの検索結果に満足してるのかね」
- 「Googleも血迷ってるな」
みたいなツイートがめちゃくちゃ多くなると思うんですよね。
それは、その人自身の感覚値であって
「稼いでる人は今も稼いでいるんです」
よね。
特に
- 「アフィリエイトはもうおわり」
- 「ブログで飯を食うのはもう無理」
と言っている人は、単純な努力不足だと思います。
あとは「ここぞ!!!」とばかりに
- 「E-A-Tを意識したサイト作りを!」
- 「YMYLを意識したサイト作りを!」
- 「弊社のクライアントは順位を上げました!弊社にSEOはお任せあれ!」
的なつぶやきも同時発生します。
それらの記事を読んでいると
- 小難しい理論を書いていたり
- 専門性が大事ですから、という抽象的な正論があったり
なんか
「これこれ!!」っていうもの少ないんです。
なので、ブロガーさん、アフィリエイターさんに
分かりやすく
「たぶん、Googleのアプデに負けない理論」
をご紹介します。
「たぶん、Googleのアプデに負けない理論」は簡単に説明すると
「たぶん、今後も永続的に使えて、アップデートがあっても、影響を受けることないようにするためにはどうすればいいのか」
という理論です。
名前の通りです。笑
そして
「たぶん、Googleのアプデに負けない理論」
はE-A-Tという考え方を元にして、E-A-Tを分かりやすくした理論でもあります。
E-A-Tって何?
- Expertise(専門性があること)
- Authoritativeness (権威があること)
- TrustWorthiness (信頼できること)
の頭文字をとってEATと呼んでいます。
覚えなくていいです。
僕も上のE-A-Tの説明をする時に「EAT Google」で調べましたから。笑
E-A-Tについて書かれている記事も
「記事を専門的にして、権威性を出して、ユーザーを信頼させましょう」
的なことを書いていることが多いのですが、よくわかんないですよね。笑
読まなくていいです。
ようはSEOとかブログとかアフィリエイトとか
資格をとるわけではないので、暗記の問題でもないし、知識量の問題ではないです。
感覚の問題なんですよね。
自然とそれらを体現でき、集客できたら勝ち、稼げたら勝ちです。
「勝ち」とか言っちゃうと「金の亡者」みたいになりますが
結局、勝ってる人は、ユーザーのためになることをしているから、勝てているので、必死に勝ちましょう。
前置きが長くなりましたが、
「たぶん、Googleのアプデに負けない理論」
を説明します。
「E-A-T」の「E」:「専門性」だけに特化してきたアフィリエイター
まず専門性の問題ですね。
これはようするに「ちゃんとした記事書こうね」ってことです。
「格安SIM 比較」で検索しているユーザーのことを考えて、「めちゃくちゃ良い比較記事書こうね」ってことです。
こんなことはブロガーさんもアフィリエイターさんも必死になってやっているので、クリアしてます。
ただ、適当に格安SIMを比較している人は頑張りましょう。
必死になって比較してる人は、たくさんの格安SIMを契約して、契約する時、料金体系、通信状況、各社の違い、解約する時……などなど比較してますからね。
適当に他のサイトの記事を見て、比較しているだけではダメです。
なので
「専門性」を一言でいうと
「めっちゃ頑張って、深堀した詳しい記事書いて」
ってことです。この部分は出来ている方も多いです
「E-A-T」の「A」:「権威」は自分自身が作り出すもの
僕のことを知らない人には「嘘つけ~!」って言われるかもしれないんですが、
Googleのアルゴリズムは、僕のことを「アフィリエイト業界では権威がある人」と思っています。
- アクトレのアフィリエイト大学で執筆していたり
- afbのアフィリエイト学校で執筆していたり
- アフィリエイトの書籍を出したり
- Webマーケッターとしてテレビに出たり
- アフィリエイトやSEOに関連する企業に取材したりされたり
- セミナーを毎月のようにしたり
このような活動の積み重ねで、グーグルから「アフィリエイトで権威性がある人」と認識されています。そして、これらは自分自身が生み出すものです。
例えばこれを美容関連のアフィリエイターに置き換えるなら、色々やるべきことはあると思います。
- 美容師に取材して取材記事を作ったり
- エステティシャンに取材したり
- 美容関連企業を訪問して取材したり
- 美容に関連するアンケートを実施して調査記事を作ったり
- 美容専門のTwitterアカウント作って活動したり
- 美容のイベントを開いてプレスリリースしたり
こういうことをすれば「美容」に関して権威性がつきます。
「権威」あるサイトは他のサイトが話題にしてくれてます
じゃあGoogleは権威性をどのように解釈し、数値化しているのかと言えば、どれだけ、ネット上にその人が取り上げられているかってことです。
Googleの健康アップデート(メディックアップデート)の時に、こんな意見がありました。
「私は医者で、ブログをしていましたが、飛びました」
おそらく、それは匿名でやっていたからです。
一度、誰かしらお医者さんの名前で検索してみてください。
すると学会、カンファレンス、イベント、フォーラムで何かしらの論文やレポートを発表した時の記事、医者のポータルサイト、病院のポータルサイト、など
検索結果を見て
「この人は医者なんだ」と言うことが分かると思います。
(そういうじゃない人もいますが)
このような状況になれば、その医者が運営しているブログやサイトに権威性が出ます。
ここでは無理に自分のブログやサイトにリンクをもらっていなくても、そのお医者さんの名前で色んなところに掲載されていれば権威性が高くなります。
次にリンクの説明をしますが
リンクしてくれているサイト、リンクはされていないけど名前や活動内容について言及だけされているサイト、自分のサイトと他社のサイトが言及している内容を総合的に判断して
「この人は医者だ!」
「この人は皮膚科の専門医だ」
と判断しているのです。
だからこそ、アフィリエイターさんやブロガーさんも「個人名」を出せなくてもいいんです。
個人名、法人名、サービス名、ブログ名、サイト名、キャラ名が「これは◯◯の専門家だ」とGoogleが判断できるように、色んな活動をして、色んなサイトがあなたの個人名、キャラ名、ブログ名で言及するような活動をしないといけません。
ようはこのサイトの管理人のヒトデさんなんかは顔出ししてないですし、本名も出してないでしょう。
でも「ヒトデさん」=「ブログを教えている人」と分かるような検索結果になっていると思います。
例えば「ヒトデ アフィリエイト」「ヒトデ ブログ」とかで調べると、そういう検索結果になっていますし、結局はヒトデさんのブログにつながると思うんですね。
それは人間が見ても
「ヒトデさんはブログ界で知名度のある人」って分かるじゃないですか?
人間が見てそう思うってことはGoogleも同じように判断しています。
だから権威性を簡単にまとめると
「ブロガーのヒトデです」
「アフィリエイト関連の仕事してる河井大志です」
と言った時に「あぁ知ってます」とか「ググったら、そういう情報が出てくる」とかの状況になればいいってことです。
なので「葉酸サプリ」なんかはメディックアップデートで悲惨な状態になっているジャンルとは言われますが
「葉酸サプリの山田です」とか言った時に
「あの葉酸専門家の山田さんですか!」「ググったんですけど、葉酸サプリの専門家なんですね!すごい!」って言われるようになれば
葉酸サプリでもアフィリできます。
「E-A-T」の「T」:「信頼感」をリンクと言う形で「数値化」させる
そういう活動をしていると、確かに権威性が付きます。
自分の個人名、法人名、サービス名、ブログ名、サイト名、キャラ名で権威性が出てきます。
あとは、それがサイトに結びつくようにするためにリンクが必要ですよね。
僕の公式サイトもアクトレ、afb、とか色んなサイトからリンクされています。
他にも「この河井さんのサイト見ておいた方がいいよ」みたいな形でブログからリンクされます。
ようはリンクというのは人気投票とおんなじなんですよね。
単純に「リンクが多いから人気がある」それに加えて「アフィリエイト関連のブログからリンクされているから、このサイトはアフィリエイト関連では信頼できるな」となるわけです。
そういう状況がサイトやブログを強くしてくれるんです。
「信頼性」「権威性」の高いサイトなら、「SEO」以外の集客経路が多数あるはず
そうなってくるとですよ。
サイトとかブログの集客経路って多岐にわたるんですよ。
SNSから集客できたり、検索エンジンから集客できたり、他のサイトのリンク経由で集客できたり、FAQサイト(ヤフー知恵袋とか)から集客できたり。。。
これが本来のサイトとかブログの形なんですよね。
こういう集客経路の傾向がないと、正直、アクセス数が上がってきた時にGoogleに制限をかけられちゃいます。
これはペナルティではないんです。
コンテンツマーケティングって今やSEOの主流ですよね。
でもコンテンツマーケティングという手法は確かに、Googleのアルゴリズムをよく理解した手法だと思います。
- 色んなキーワードで上位表示する
- 色んなキーワードで上位表示してアクセスが増える
- 色んな人が見るからリンクが増える
- めちゃくちゃいい記事書いてたら滞在時間が長くなる
- 上手に誘導したらサイト内を回遊してくれる
これだけでもアルゴリズム的には最強のSEO対策ですからね。
でも、コンテンツマーケできないサイトもあるじゃないですか。
- 商品の販売サイト
- サービスの申込みサイト
みたいな。
GoogleはGoogle自身が作り上げたアルゴリズムでコンテンツマーケティングを上手に駆使する運営者に負けた状態になっているんです。
だって、いいサイト多いですから。
だから「Googleはアフィリエイターを嫌ってる」のではなく「Googleは自分自身が作ったアルゴリズムを上手に使い過ぎるアフィリエイターに負けて悔しい」というイメージだと思います。
コンテンツマーケティングしているサイトやブログは、自然とPV数が多くなってきて、どんどんSEO価値が上がってきちゃうんです。
すると検索エンジンをジャックされる形になるんですよね。
そしてコンテンツマーケティングを上手に駆使しているサイトやブログの流入経路は95%以上がオーガニック、つまり検索エンジンからの流入なんです。
すると先ほどの権威性とか信頼性の部分で疑問視され
権威性とか信頼性がかけてるのに、サイトのSEO価値だけで集客しているのはよくない!という風に判断されて制限をかけられるんです。
だから、このギャップを埋めないといけないんです。
特にPV数が多くなってきて、ブログのPVが、検索エンジンからの流入がほとんどという場合は、権威性とか信頼性を上げる努力が必要です。
色んなサイトに言及されたり、色んなところからの集客経路を増やしたりしなければなりません。
いわゆる
「コンテンツマーケティングを意識していない状態でPV数の多いサイト」
という雰囲気感をGoogleに伝えないといけないんですよね。
特に「PV数が多い」=「影響力が大きい」「色んな人が見る」ということになるので信頼性と権威性の部分で疑問視されると個別で「ポチっ」っと制限をかけられて、色んなキーワードの順位が落ちて、アクセスが半減します。
ペナルティではないですからね!!
ですが、これはペナルティではないんですよね。
単純にGoogleが決めたサイト価値が70だったとしたら
Google「こいつコンテンツマーケティング得意だなぁ。ちょっと検索エンジンで上位表示しすぎだなぁ。とりあえず35にしようか」
っていう感じかなぁと。
こういうことはアップデートに限らず、平常時もPV数が多ければ目視での対応になっていると思いますが
今回のGoogleのコアアップデートの場合なんかでPV数が50万以下なのに受けてしまった・・・
という場合は、「コンテンツマーケティングうますぎる奴、監視機能」みたいなの機能が精度上がったと思ってもいいかなと。
なのでやるべきことは「35になった価値を70に戻るように≪頑張る!≫しかないです。」
その「頑張る」箇所は専門性じゃないです。
特に「めちゃくちゃいい記事書いてたのに、なぜアップデートの影響を受けたんだろう」と途方にくれている人は頑張る箇所は専門性じゃないです。
今のアフィリエイターさんやブロガーさんのコンテンツは、必死で作り込んでいるので、とてもいいものが多いです。
でも権威性とか信頼性の部分が極端に低いような気がします。
なのでその部分を「頑張る」っていうことです。
アフィリエイター向けのブログとかしてるならヒトデさんとか、僕とかみたいに積極的に「足」使って頑張ればいいし
美容系、通信系、節約系、ライフハック系、みたいなジャンルのアフィリエイトサイトしているんであれば、それらのジャンルの「専門家」になるようなイメージで活動すればいいんです。
最後に:「超応援してます!!」
もちろん、今回お話した内容は100点の回答ではないと思います。
検索エンジンのアルゴリズムはGoogleが決めており、ご存じのとおり、Googleしか分かりません。
もちろん当てはまっていないサイトもあると思いますが、「おおむね間違っていない」と推測されます。
一応、私もプロとしても膨大な数のサイトの状況を追っているので……。
そういうサイトを追っていて、「こういう傾向がある」というだけで「傾向から外れているサイトもある」というのは事実です。
そして正直に申し上げますと
「たぶん、Googleのアプデに負けない理論」を実践している弊社のサイトは特に影響がなく
「たぶん、Googleのアプデに負けない理論」を実践していなかった弊社のサイトは2つ死にました。笑
なので、世界的なSEO研究企業の情報量に負けるかもですが、アフィリエイトやブログという世界では「たぶん、Googleのアプデに負けない理論」は通用するんじゃないかなと思っています。
ですが!!!!
アフィリエイターやブロガーが必死に作ったコンテンツはめちゃくちゃいいです。
残念ながらGoogleが考える「権威性」「信頼性」の部分で、落第点を取っているだけです。
でもこれは、何とでもなります。
だからお伝えしたいのは
「権威性」「信頼性」の部分も「アフィリエイターやブロガー特有の粘り強さと努力」で必死に付けてください。
そうすれば、アフィリエイターさんやブロガーさんが必死で書いた専門性の高いサイトが世の中に出回ってくれます!
マジで応援してます!!
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最後に宣伝です
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ブロガーにとって有益な情報(例:参考になる記事、役立つツール等)が無料で届くゆるいコミュニティです
コミュニティといってもコミュニケーションが主な目的では無く、勝手に情報が流れてくるイメージです
ご多忙な中ご回答ありがとうございます。
コンテンツの質を上げるようにします。ありがとうございました。
こんにちわ。
ブログを先月から始めて13記事ほど作成していますが、Googleアドセンスの審査は2回ほど落ちています。
将来の老後の資金を考えつみたてNISA等を取り扱っています。
MYMLやE-A-Tと言う言葉も最近知り、審査に厳しいお金の分野を、金融の素人が取り扱ってもGoogleアドセンスに合格することは難しいのでしょうか。
今は対策として、元記事に記事の根拠となる金融庁や証券会社にリンクを貼る等記事を強化していますが、この手直し等をしても分野的にGoogleアドセンスの審査を通過すると言う意味ではあまり意味がない行為なのでしょうか。
不躾な質問で申し訳ございませんが、お目に止まりなった際はご回答いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
ヒデさん
YMYL等はアドセンスの審査とは一切関係が無いので、大丈夫です
コンテンツの質の部分や、あとは単純に時期的に通りにくかったりすることもありますので、
粘り強くチャレンジしてみてください