【初心者OK】キーワード選定のやり方と手順を超わかりやすく解説します
ブログ書いて生計立てています。ヒトデです
SEO対策を勉強するとよく聞く言葉が「キーワード選定」です
しかし実際のところ
- キーワード選定って具体的にどうやるの?
- 意味不明過ぎない?
- 初心者でもできるの?
と思う方が多いのではないしょうか?
そこで今回は実際にブログで生活をしているヒトデが
- 初心者向けに
- 超わかりやすく
キーワード選定の基本を紹介していきます
全くブログを書いたことのない初心者の方には難しく感じる部分もあるかと思いますが、後々必要になってくる知識なので、是非この機会に学んでおきましょう
まずは基本だけでも抑えておこう!
キーワード選定以外のSEOの話はこちらを参考にしてださい▼
そもそもキーワード選定ってなんでやるの?
そもそも何故やる必要があるのか、という話をはじめにします
キーワード選定をするたった1つの理由
それは、「需要のある記事を書くため」です
つまり、「読まれる記事」を書くためだよ!
ブログやサイトを運営する以上、「誰かに読んでもらう」必要がありますよね?
そこで重要なのが、「キーワード」です。キーワードとは一言でいうと
「自分が困った時に、どんな言葉で検索をするのか」
という部分です
例えば自分が何かで困った時、
GoogleやSafariなどの検索エンジンを使って、
自分の調べてたいことを、キーワードを使って検索したことがあると思います
このキーワードを取り入れた記事を書くことが、需要のある記事を書く上で重要なポイントになります
逆にこのキーワードが抜けてしまった記事を書いてしまうと、検索で見られる可能性が低くなってしまいます
そのキーワードが思いつかないんだけど…。って人のための解説はこの後していくよ~
キーワード選定に頼りすぎない方がいい
矛盾するようなことを言いますが、このキーワード選定には頼りすぎ無い方がいいです
「需要のあるキーワードを盛り込みまくって、記事を書くぞ!!」
と思ったかも知れませんが、機械的にやるだけだと、ライバルと差が付きません
根本的に大事なのは、「検索で来た読者の需要を満足させること」です
もちろんキーワード選定の基本を知っておくのは超重要なので、基本をこの記事で学んだ上で、そういった部分もしっかり意識していきましょう
【初心者向け】キーワード選定の具体的手順
キーワード選定の流れを簡単に説明すると、
- メインとなるキーワードを決める
- ①で決めたキーワードの一覧、サジェストを見る
- 需要のあるキーワードかどうかをチェックする
- ユーザーの検索意図を知る
- 競合調査でライバルに勝てるかどうかをチェックする
こんな風に進めていくのがおすすめです。厳密にはもっといろいろやれることはあるのですが、初心者の方はこれだけ出来ればほぼ問題ありません
もう少し具体的に、説明していくよ〜
1:メインとなるキーワードを決める
まずはメインとなるキーワードを1つ決めます。実際に書く記事のメインとなるキーワードですね
いきなりそんな事言われても……
と思うかもしれませんが、ここを決めるのに困ることはほぼありません
「キーワードを決める」というと難しく感じるかもですが、ようするに
そのブログ(記事)は何について書いた記事なの?
という質問に答えるだけです。例えばこの記事だったら「キーワード選定」ですよね。こんな風に、まずはメインとなるキーワードを1つ決めます
2:①で決めたキーワードの一覧、サジェストを見る
続いてメインキーワードのサジェストを確認します
サジェストとは、検索エンジンの検索窓にキーワードを入力して表示される「検索候補」のことです
どうしてサジェストを確認するのかというと、
サジェストで表示される
||
みんなが検索している
||
需要のあるキーワード
ということで、サジェストで表示されるものは、検索需要のあるキーワードだからです
検索結果を知るためにも、まずは実際に検索してサジェストと一緒にみるのがおすすめです
例えばChromeの検索窓に、「キーワード選定」と入力するとこんな感じ!
「キーワード選定」と併せて検索されている語句が上記のように抽出できます
もっと細かく見たい場合は「ラッコキーワード」という便利ツールがあるので、そちらを使いましょう
ラッコキーワードのトップページで検索したいキーワードを入力し、検索ボタンをクリックすると、
上記のような感じで、キーワードに関連したサジェストを抽出することができます
基本無料で使えるから、ぜひ活用しようっ
おまけ:サーチコンソールでキーワードを探す
記事を書いた後の話だと、Googleサーチコンソールの情報も活用できます
書いた記事が実際に検索されてきているワードがわかるので、
それを元に記事のリライトや、新たな記事作成に活用することができます
いわゆるお宝ワードが見つかることもあるよっ
詳しくは「Googleサーチコンソールの使い方の記事」を参照ください
「検索パフォーマンスの使い方」の部分で詳しく解説しています
特に「クエリの使い方」ってところをよく読んでねっ
3:需要のあるキーワードかどうかをチェックする(ボリュームを見る)
続いてそのキーワードの検索需要が本当にあるのか、「キーワードのボリューム調査」を行います
難しい言葉だと思ったかも知れませんが、ようするに
「実際どれくらい検索されているのかを知る」
ための工程になります
具体的な調べ方として「キーワードプランナー」というツールを利用します
キーワードプランナーを利用すれば、
上記のように、
- 指定したキーワードの検索ボリューム
- 関連語とその検索ボリューム
をざっくり知ることができます
こちらは「Google広告」というツールの一部機能であるため、
広告費をかけると、もう少し具体的に検索ボリューム数を確認することも可能です
無料版で全然OKよ!
そして、この数値はそこまで真に受けない方がいいです
よく「〇〇くらいのボリュームのキーワードを狙おう!」という教えを見かけますが、
個人的には具体的な検索ボリュームはそこはこだわらなくて良いと思ってます
あくまで参考程度で、読者にとって必要だと思えば数字が大きくても小さくても書いてOK!
キーワードプランナーの具体的な登録方法、利用方法は下記記事で詳しく解説しているので、
これから利用する方はぜひ参考にしてください
4:ユーザーの検索意図を知る
キーワードを網羅したところで、次はユーザーの検索意図を具体的に考察していきます
この部分を真剣に考え、その答えを書いた記事こそが、「需要のある記事」になります
例えば「キーワード選定」というワードは、どんな意図があって検索されたものでしょうか?
もう少し言うと「どんな悩み(何を解決したくて)」検索されたものでしょうか?
ここを徹底的に考えるのが「検索意図を考える」ということになります
想像してみると、
- そもそもキーワード選定って何?
- キーワード選定を簡単に出来るツールないの?
- キーワード選定って必要なの?
- キーワード選定ってどうやるの?何をするの?
- キーワード選定をやってくれる業者はないの?
と色々な検索意図が考えられますよね?
では、実際の検索意図はどのように探すのかというと、簡単です
「実際に検索して、上位を見てみる」
たったこれだけです
何故なら、今グーグルが考える「このキーワードの人はこの記事を欲しがってるはずだ!」という「答え」が今の検索上位だからです
例えば実際の検索結果はこんな感じ
これを検索意図でわけるとこうなります
まとめると、「キーワード選定」というキーワードは
「キーワード選定を自分でやりたいけど、やり方(方法)や、コツを知りたい」
ということを知りたい人が多いということがわかりました(今回の場合は正直どれも似た検索意図でしたね)
なので、自分が「キーワード選定」というキーワードで記事を書く時も、出来るだけそういった悩みを解決するような記事に仕上げます
これがキーワード選定の最も基本的な部分です
ちなみにサジェストを見るだけでもだいたいわかるよ!
5:競合調査でライバルに勝てるかどうかをチェックする
キーワード選定は、大体の場合競合調査も兼ねています
先程検索結果を見るという話をしましたが、そうすると、必然的に強いサイトや弱いサイトがわかります
数値化するツールもあったりしますが
- 有名な大手メディア
- 誰もが知ってる大企業のメディア
- 権威あるメディア(病院、政府機関等)
なんかが上位の場合や、そもそもの自分で見た記事のクオリティの違いで、大体ライバルの力量を推し量る事ができます
逆に言うと狙うキーワードの検索結果が、
- ヤフー知恵袋
- 情報がめちゃくちゃ古い記事
- 無料ブログ(アメブロ)等の日記みたいな記事
が上位の場合や、明らかにクオリティの低いような記事が上位の場合は逆にチャンスと言えるかもしれません
もちろん「ライバルが強いから書かないほうがいい」なんてことはありません
自分のブログに必要な記事なら書くべきです
ライバルに勝てるかも大事だけど、何よりも読者のことを考えよう!
しかし、毎日こんなことをしていると、たまに「明らかに需要があるのに、ライバルが全然いない!」(もしくは弱い)という状況に出くわします
それはいわゆる「お宝キーワード」というやつです
そんなキーワードを見つけた場合は、ひっそりと記事を書いてそのキーワードの検索ボリュームを独占をしてしまいましょう!
応用編:キーワードの「種類」を理解する
キーワードには大きく分けると、
- ビッグキーワード
- ミドルキーワード
- ロングテールキーワード
この3種類が存在します
具体的に説明すると、
【ビッグキーワード】
一般的に月間検索数が1万回以上のものを指し、このキーワードで上位表示できると圧倒的な検索流入を獲得できる
数は少なく、ライバルは多い
【ミドルキーワード】
ビッグキーワードとロングテールキーワードの中間に当たるキーワード
検索語句が2語以上の組み合わせのものが多く、上位表示するとそれなりの集客、売り上げが見込める
【ロングテールキーワード】
3語以上の言葉を組み合わせた検索キーワード
月間検索ボリュームは1,000回未満と少ないものの、ライバルが少なく上位表示しやすい。数が圧倒的に多い
こんな感じです
初心者の方はロングテールキーワードから順番に攻めるのが一般的なセオリーとなっています
また、上位表示の難易度は、この「検索ボリュームの多さ」以外に、「上位表示すると売れるのか」という部分もとっても重要です
この「成果に繋がりやすいキーワード」について、次の章で解説するよ
成果に繋がりやすいキーワード(CVキーワード)とは?
成果につながりやすいキーワードを「CVキーワード」 (コンバージョンキーワード)と呼びます
よく「buyクエリ」とか言われたりもするよ
「CVキーワード」とは、CV(コンバージョン)に直接繋がっているキーワードのことを指します
例えば、
- 商品購入
- 資料請求
- 会員登録
こういった行動つながるキーワードのことです。代表的なものをあげると
- ジャンル名+おすすめ(ランキング、比較等)
- 商標(商品名)+評判(感想、口コミ等)
辺りはほぼ全員が狙っています
よくわからない人のために、「脱毛」を例に具体的なキーワードを言うと
- 「脱毛 おすすめ」
→もう脱毛することは決まっていて、おすすめの場所を知りたい - 「脱毛 ランキング」
→同上 - 「脱毛 名古屋駅」
→同上 - 「ミュゼ 評判」
→脱毛サロンのミュゼに行こうか悩んでるので、評判を知りたい(=評判が良ければ申し込みたい)
こういったキーワードです
これらのキーワードは直接成果につながるので競合も強く、ビッグキーワードと同様に上位表示がとても難しいです
それでも初心者はビッグキーワード、CVキーワードを避けるべきではない
よくある誤解で
「自分は初心者だから、ビッグキーワードや、CVワードは狙っても無駄でしょうか?」
という質問があります
結論、そうではありません
初心者でもビッグワード狙ってもいいし、CVワードも狙うべきです
なぜなら、
- いきなりはとれなくても、サイト全体で見たら必要なことが多い
- 内部リンクで成果が出る可能性がある
- その時の学びは無駄にならない
これらの理由が挙げられます
もちろん、いきなりそういったワードでの上位表示は難しいかもしれません
でも、
- ボリュームが大きいから
- ライバルが強いから
という理由でそこから逃げ続けるのは個人的にはおすすめしません
なぜならCVできない記事ばかり書き続けても、成果に全く繋がらないからです
ビッグキーワード、CVキーワード単一記事だけでは成果は出なくても、
ロングキーワード記事の内部リンクから辿って成果が発生する可能性もあります
まずはロングテールキーワードで上位表示を目指しつつも、1つか2つくらいは、そういったワードにも挑戦してみましょう
まとめ:的確なキーワード選定をして、検索意図にあった記事を作成しよう!!
キーワード選定は記事を作成する上でとっても重要な手法です
キーワード選定がしっかりしていないと、自分の記事を全く読んでもらえないなんてことが発生してしまいます
ブログやサイトで成果を出すためには、まずはしっかりと検索意図を把握し、その意図に沿った記事作成をするように心がけましょう