【画像で解説】ConoHa WINGのバックアップ復元方法を1から丁寧に解説!
- WordPressの画面が真っ白になっちゃった!!
- データ接続確立エラーって表示される…
- 大事な記事やプラグインを消してしまった…
そんな時、ConoHa WINGの自動バックアップ機能を利用すると、
それらのエラーを改善できる可能性があります。
この記事では、
- ConoHa WINGでのサイトデータバックアップの手順
- バックアップデータを用いた復元方法
この2つを解説していきます。
サーバーでも自動でバックアップをしてくれますが、何があるのかわからないので(特に収益のある人は)自分でもバックアップをとっておくことをおすすめします
ConoHa WINGでのサイトデータバックアップの手順
ConoHa WINGでは毎日自動でサイトのデータをバックアップしてくれています。
この章では自動でバックアップしてくれたデータを、
復元データとして利用できるように、リストア(保存)する方法を紹介していきます。
まず、ConoHaのコントロールパネルにログインし、ConoHa WINGの「サーバー管理」をクリックします。
その後、「自動バックアップ」をクリックします。
すると上記のように
- Web
- DB(データベース)
これらのデータが14日分保存されているのがわかります。
この中の最新の日付の「Web」と「DB」のデータを利用することで、
サイトを最新の日付の時の状態に復元することができます。
今から「Web」と「DB」のデータのリストア方法を詳しく解説していくよ〜っ
Webデータのリストア方法
Web欄の「リストア可」をクリックします。
すると上記のように
「リストアを開始しますか?」
というポップアップが出るので、右下の「リストア」をクリックします。
その後「リストア中」という画面に切り替わり、しばらくすると、
「リストアが完了しました」
というポップアップが出るので、「OK」をクリックします。
これでWebデータのバックアップは完了です。
ちなみにWEBデータのバックアップデータは、
サイトごとではなく、サーバーにあるサイト全部のバックアップデータになります。
したがってたくさんサイトを管理している方はリストアの時間に長時間かかる場合があります。
僕の場合は、サーバーに5つサイトが入っていたけど、
10分くらいでバックアップできたよっ
DB(データベース)データのリストア方法
DB欄の「リストア可」をクリックします。
すると上記のように、
「リストアを開始しますか?」
というポップアップが出るので、バックアップしたいサイトのDBを選択し、「リストア」をクリックします。
ちなみに、「サイトのDB名がわからないよ〜」という人もいると思いますが、
上記のように「サイト管理」→「サイト設定」のデータベース名から確認することができます。
その後「リストア中」という画面に切り替わり、しばらくすると、
「リストアが完了しました」
というポップアップが出るので、「OK」をクリックします。
これでDBデータのバックアップは完了です。
リストアしたデータベースのネームタグを変更するのがおすすめです
ちなみにDBデータのバックアップはサイトごとのバックアップになるので、
Webデータのバックアップよりも比較的早く完了します。
僕の場合は、3分くらいでバックアップできたよっ
これでサイトデータのバックアップは完了です。
ちなみにバックアップしたDB名は「元のDB名_リストアした日付」という名前で保存されますが、
「元のDBネームタグ」と「リストアしたDBネームタグ」が一緒なので、識別しづらいです。
そこで、リストアしたDBネームタグの修正をするのがおすすめです。
手順を説明すると、
ConoHaの管理画面から、
「サイト管理」→「データベース」とクリックし、対象のDB名をクリックします。
すると上記のように詳細が表示されるので、編集ボタンをクリックします。
その後、ネームタグを変更し、保存をクリックします。
僕はタグ名の後ろに「_new」とつけて識別するようにしたよ〜
バックアップデータを用いた復元方法
次に先ほどバックアップをしたデータを用いての復元方法を説明していきます。
先ほどの章で
- Web
- DB(データベース)
この2つのデータをバックアップしましたが、この2つを利用することで、
その当時のサイトの状態に戻すことが可能です。
が全てを利用しなくてもデータが復元できる場合があります。
それぞれ、
- どんな場合に利用するバックアップデータなのか?
- 具体的な利用方法・復元手順
について説明していきます。
Webデータを用いた、WordPressのサイトデータの復元方法
Webデータを用いた復元では、
上記のようにサイトにアクセスすると、画面が真っ白になってしまった場合や、
「データベース接続確立エラー」と表示されてサイトにアクセスできない場合に有効な復元手段です。
それぞれ簡潔に説明すると、
- 前者の場合はfunctions.php
- 後者の場合はwp-config.php
を元のファイルと置き換えることで解決する場合があります。
今回は「functions.php」を置き換える手順を説明するよ〜!!
具体的な復元方法手順
復元方法を簡単に説明すると、
- リストアした元の「functions.php」をPCにダウンロード
- ダウンロードした「functions.php」に置き換える
こんな感じです。
これからやり方を説明していくよ〜
【手順1】リストアした元の「functions.php」をPCにダウンロードする
まずは「サイト管理」→「ファイルマネージャー」から、ConoHaのファイルマネージャーを起動します。
(別タブで開きます)
左メニューの「〇〇〇@localhost」をクリックし、「backup_data_web」をダブルクリックします。
「〇〇〇」の部分は人それぞれ違うよ〜
その後「public_html」をダブルクリックし、
復元したいサイトのドメインフォルダをダブルクリック、
「wp-content」をダブルクリック、
「themes」をダブルクリック、
そして自分のWordPressのテーマのフォルダをクリックします。
テーマの名前がわからない場合は、WordPress管理画面の、
「外観」→「テーマ」から確認できるよっ
テーマフォルダ内を見ると、上記のように「functions.php」があるので、そちらを右クリックします。
ダウロードをクリックして、PCに「functions.php」をダウンロードします。
これで「functions.php」のダウンロードは完了です。
【手順2】ダウンロードした「functions.php」に置き換える
ファイルマネージャーの左メニュー「〇〇〇@localhost」をクリックし、右画面の「public_html」をダブルクリックします。
復元したいサイトのドメインフォルダをダブルクリックし、
「wp-content」をダブルクリック、
「themes」をダブルクリック、
そして自分のWordPressのテーマのフォルダをクリックします。
すると上記のように、「functions.php」ファイルがあるので、
こちらにダウンロードした復元用ファイルをドラッグ&ドロップします。
すると上記のようにポップアップ画面が出るので「はい」をクリックしてファイルを置き換えます。
以上で「functions.php」の復元は完了です。
サイトにアクセスして、サイトが表示されるようになったか確認してみましょう。
Wordpressが真っ白になるエラーで困っていた方は、
これで解決する可能性があるよっ
DBデータを用いた、WordPressのデータベースの復元方法
入力した記事などのデータや、カテゴリ、タグなどの情報を元に戻したい場合、
DBデータを復元することで元に戻る可能性があります。
DBデータを用いたデータベースの手順を簡単に説明すると、
- 復元したいサイトの「wp-config.php」を修正
- DBユーザーのDB接続先を変更
こんな感じです。
これから詳しく解説していくよ〜
【手順1】復元したいサイトの「wp-config.php」を修正する
「サイト管理」→「ファイルマネージャー」をクリックします。
左メニューから、
「〇〇〇@localhost」→「public _html」→「復元したいドメインのフォルダ」
をクリックしていくと、上記のように、右画面に「wp-congfig.php」ファイルがあるので、
こちらを右クリックします。
ファイル編集にカーソルを合わせ、「ACE Editor」をクリックして、編集画面を表示させます。
編集をミスる場合もあるから、
上記の「ダウンロード」をクリックして「wp-congfig.php」を
ダウンロードするのがおすすめっ
編集画面の上記部分(DB_NAMEの行)をリストアしたDB名に変更し、「保存」をクリックします。
これで「wp-config.php」を修正は完了です。
ただし、このままサイトにアクセスすると、
上記のように、
「Error establishing a datebase connedtion」
(データベース接続確立エラー)
と表示され、サイトが表示できません。
しかし、次の章で説明するDBユーザーのDB接続先を変更することで、サイトを表示できるようになります。
【手順2】DBユーザーのDB接続先を変更する
ConoHaコントロールパネルの、
「サイト管理」→「データベース」をクリックし、
右画面を下にスクロールすると上記のようにユーザー一覧が表示されます。
この中から復元したいサイトのDBユーザー名をクリックします。
該当するDBユーザー名かどうかを確かめるには、ユーザー名をクリックし、
上記のように接続先データベース名を確認します。
接続先DB名が復元したいサイトのDB名と一致していればOKだよっ
確認後に該当ユーザーの右、「設定編集マーク」をクリックします。
接続先データベース欄において、「リストアしたDBネームタグ名」を選択し、「保存」をクリックします。
これでDBのリストアは完了です。
サイトにアクセスしてサイトが表示されているか確認しましょう。
まとめ
今回はConoHaにおけるサイトデータのバックアップ方法と復元方法を説明しました。
ConoHa WINGでは自動的にバックアップしてくれますが、14日前までしか自動保存してくれません。
したがって定期的にファイルを手動でPCにバックアップしておくことをおすすめします。
また、Wordpressのサイト復元は初心者にとっては少し高度です。
上記復元方法を試してもうまくサイトを復元できないという方はConoHanのサポートに連絡しましょう。
【ConoHaサポート】
はじめまして、ヒトデさん!
他で解決しなかったことが、ヒトデさんのわかりやすい説明で一発で解決しました!すごいです、助かりました☆ 本当にありがとうございました(^▽^)♪
ancoさん
よかったです~
ヒトデさん
いつも勉強になる投稿ありがとうございます。
新年早々、ブログをイジっていたら、真っ白になってめちゃくちゃ焦りました。
本記事で、無事復元できました、ありがとうございます。
このようなニッチで難しい内容についても網羅してて本当に助かりました。
今後も参考にさせてください。
裏高尾左近次さん
良かったです~
23:30頃 間違って微々たるものですが、稼ぎ頭の記事が消えてしまい頭真っ白になってました。Conoha バックアップ等で検索して上位に出てきたもので解決できなかったんですが、頼みの綱のヒトデさんのブログ見てすんなり解決できました。ありがとうヒトデ神
森さん
よかったです~
画面真っ白、頭の中も真っ白だった午前中。
午後には元通りになりましたぁ〜!ありがとうございます!!
にふじさん
よかったです!
色々なサイトで復旧方法を探していましたが、データベース名の接続先の部分がわかりずらいことが多く、こちらのサイトで初めて分かりました。ありがとうございました!
Terryさん
良かったです!
いろいろなサイトを見ても解決しなかったことが、ヒトデさんの記事で一気に解決しました!流石です、ありがとうございました!
chikaさん
良かったです!