ブログで生きてます。ヒトデです

hitodeblogでは、最高月収2500万円を稼いだ経験のあるプロが、

「ブログの始め方」を何処よりもわかりやすく、初心者でも全く問題ないように解説します

ヒトデ君
ヒトデ君

「ブログ集客の手段」としてのリスティング広告を元SEOアフィリエイターが解説

hitode99

はじめまして!

元SEOアフィリエイターの小田(@AnomalyM_oda )と申します。

“元”SEOアフィリエイターと書きましたが、現在はWebの運用型広告代理店のアノマリーマーケティング株式会社の代表をしております!

僕自身は9年ほど前から「SEOアフィ(副業)⇒Web広告代理店(会社員)⇒独立」といったキャリアを歩んできました。

SEOも広告も経験してきた身として、「ブログ集客の手段」について色んな選択肢があるんだよってことを伝えられると思ったので、その中でもリスティング広告軸でお話させてください。

今回はアドセンスは置いておいて、アフィリエイトベースで説明しますね。

結論:ブログ集客の手段としてリスティング広告はアリ

まず最初に結論から言ってしまうと、ブログ集客の手段としてリスティング広告を使うことは”アリ”です。

いくつか注意点があるので説明しますね。

そもそもCVが取れる記事がないと厳しい

そりゃそうだろうって話なんですけど、現時点でブログに流入があろうがなかろうが、コンバージョンに繋がらなければどれだけブログに人を集めたって無駄になってしまいます。

ブログ運営に関しては収益目的で実施している方がほとんどかと思いますので、申し込みなり購入なり、何かしら訪れた人に行動してもらわないといけないですよね。

今回はリスティング広告軸の話なので「コンバージョンを取れる記事とは」といった話はしませんが、現状として以下のいずれの状態なのかは確認した方がいいです。

  • CVが発生している記事があり、さらに集客の母数を増やしたい
  • そもそも集客ができておらず、記事のクオリティも高くない

後者の場合は、費用をかけて集客するといった以前の話かと思いますね。

それぞれ下記のような動きを取りましょう。

  • リスティングで集客しながらさらにCVRを改善して利益を出す
  • 「売れる記事」といった部分から勉強

使用できる予算がないってケースだと実施が難しい

次に、「お金がない!」ってケースですとリスティングの実施はやめた方がいいですね。

実際にクライアントワークで相談をいただくケースでもよくあるのが、「月に5万円の予算で広告を実施したい」といった低予算でなんとかしたいといった話です。

それは自分で広告を出す場合でも同じで、少ない予算で実施したとしても得られるものが少ないんですよね。

考えてみてください。

例えばなんとか1万円を捻出してリスティングを実施するとして、クリック単価を安く見積もって50円だとしても200のアクセスしか取れません。

その200のアクセスの中で改善を行い、数字を合わせていくって厳しくないですか?

仮にCVRを1%だとしたら2件のCVが取れますが、母数が少なすぎて参考にならないし、そもそも王道アフィジャンルの売れるような検索クエリのリスティングでクリック単価50円と安くアクセスを集めることは難しいんですよ。

スライムを倒してレベル上げをしているような状態の時にラスボスを倒しにいくようなもんです。

なので、やるべきことの優先順位は整理した上でリスティング広告といった手段を使うかを選択した方がいいですね。

SEOに取り組んでいる人であれば親和性が高い

ここまで厳しい・難しいといったことばかり書きましたが、ポジティブなこともお伝えしておくと「SEOに取り組んでいるのであれば、リスティング広告との親和性は高い」です。

というのも、SEOもリスティング広告もどちらも検索結果上に出るものですよね。

なので、下記辺りに関しても考え方は基本的に同じです。

  • どの検索クエリが検索ボリュームが多いのか
  • どの検索クエリが激戦区なのか
  • どういった検索クエリが売れるのか
  • そのクエリがどういった意図で検索されているのか

ですので、マイクロモーメントを理解して「その検索クエリにはどういった意図があるのか」を考えられているとリスティング広告にも活きてきますね。

リスティングのいいところは、「SEOで上位表示できなくてもお金を払えれば検索結果の一番上の広告枠に自分のブログないしサイトを表示できる」といった部分です。

自然検索結果はもちろん、生成AIやナレッジパネルよりも上に出ますからね。

上記のようなことから自然検索で上位表示してもアクセス数が取りづらくなっている今、リスティング広告を上手く活用することでブログ集客に活用できることは間違いないです。

そもそもリスティング広告って何?

クリック課金の検索連動型広告

どういったものかを細かく解説すると膨大な量になるので、かいつまんで解説すると以下のような形。

  • クリックされて課金されるテキストの広告
  • メインの媒体はGoogle、次いでYahoo!
  • 表示される順位はオークションで決まる

最初に触れたように、検索結果に対してユーザーが検索したクエリに連動して表示される形式の広告で、広告設定に応じたオークション形式で表示される順位が決定してクリックされることで費用が発生します。

バナーや動画を用意する必要がないので、極端に言うと配信先のページ(ブログ)がある前提で広告アカウントの作成だけ行えば手軽に始められる広告だと言えるでしょう。

厳密には正しい設定を行って結果に繋げられるまでになるには誰にでもできるとは言い難いのですが、ドメインを取得してサーバーを借りてワードプレスを設置してテーマを反映させて…といった部分を行ってきた方であれば基本的な部分はすぐに覚えられるんじゃないですかね。

個人的にはサイトを作るよりも広告設定を行う方が簡単だとは思います!

メリットというか3つの特長

  • 自然検索の上に表示できる
  • 能動的に検索している人にダイレクトにアプローチできる
  • 広告設定も大事だけどランディング先のページの内容はもっと大事

売れる(可能性の高い)検索クエリに対してお金を払って、検索結果の一番上に表示できることが大きな特長。

それにどういったメリットがあるのかは説明しなくても分かりますよね!

また、広告ってよく「広告を出したら売れるんでしょ」って勘違いされがちなんですけど、そんな魔法のようなものではなくて。

広告といった手段を用いてブログにアクセスしてもらうことがスタート地点。

なので、ブログ(広告をクリックしたランディング先のページ)の内容がめちゃくちゃ大事です。

最初に「CVが取れる記事がないと厳しい」って言った部分ですね。

ですので、「広告はあくまでも集客の手段、アクセスした先で行動してもらわないと意味がない」と覚えておいてください。

リスティング広告の基礎について細かく説明しているとキリがないので、そこに関してはご自身で調べてもらえると助かります。

詳しくは、弊社の下記記事でも解説していますのでご覧ください。

リスティング広告とは | 仕組みや基礎知識を分かりやすく解説

関連して抑えておきたいGA4とGTM等

先ほど配信先のページと広告アカウントがあれば実施できると書きましたが、正直それだけでは厳しいものがあるので関連して抑えておきたいツールについても解説します。

覚えておきたいのが以下の3つ。

  • Google タグマネージャー(GTM)
  • Googleアナリティクス4(GA4)
  • Looker Studio

特に上の2つはマストで活用したいですね。

まずGTMは、広告の効果計測やサイトのアクセス解析のためにサイトに設置するタグを管理するためのツールです。

広告を実施する際にサイトにタグを埋める必要があるのですが、いちいちサイトに直で埋めるのはわずらわしいものの、GTMのタグを埋め込んでおけば全て一括でタグを管理することができます。

※広告を実施する場合はこのGTMタグをブログに埋め込んで、コンバージョン設定等を行う形で活用

GA4は皆さん活用されている方は多いかと思いますが、アクセス解析ツールですね。

弊社はそれにあわせてLooker Studioを活用してダッシュボード化して数値を見やすくした上で分析を行っています。

どう分析を行っているかまで解説するとこれまた膨大な量になってしまうのでざっくりお伝えしておくと、例えばページにランディングしてきた人がどれくらい記事を読んでいるかだったり、アフィリンクをクリックしているかだったり、改善の参考になるデータを集めて分析を行っているって感じですね。

同じようなことをヒートマップツールなどでもできるのですが、個人的には数値化して見たいので上記のツールを活用して行っています。

例えば「広告からサイトに来た人が50%直帰しているから、そもそもページとターゲット(配信している検索クエリ)が合ってないぞ!」って感じの活用の方法ですね。

何を言っているか分からないかもしれないので、参考にキャプチャを貼っておきますね。

といった具合で、ただ広告を出せばいいわけではないので、その周辺もある程度抑えたうえで実施する必要があるとご認識ください。

具体的にリスティング広告をブログ集客に活用する方法

概要だけお伝えしても難しいと思うので、少し具体的な部分も解説しておきます。

顕在的なキーワードでの低単価リスティングがオススメ

顕在的なキーワードとは、簡単に言ってしまうと売れるキーワードですね。

言い換えるとCVに近いキーワードです。

ただ、そういったキーワードは得てして競合が多く、クリック単価が高くなってしまうことが多いです。

その際に、ある程度ボリュームが大きいキーワードであれば入札単価が低い場合でも広告を出せるので、低いクリック単価でブログへのアクセスを稼ぐ方法が有効です。

「それをどうやって行えばいいの?」といった部分まで教えることは難しいので、収支の計算方法だけお伝えしておきますね。

リスティング広告アフィリエイトの収支の考え方

<商材について>

  • 広告主のランディングページのCVRが2%
  • 発生時の報酬が10,000円
  • 承認率は100%

<広告上の数値>

  • クリック単価:50円
  • アフィリンククリック率:30%
  • アフィリンククリック単価:167円

<10万円の予算で実施した場合>

  • 広告表示回数:100,000
  • クリック率:2%
  • クリック数:2,000
  • アフィリンククリック:600
  • 発生件数:12
  • 発生金額:120,000円
  • 損益:+20,000円

と、このような試算ができます。

基本的に広告主のランディングページにタグを埋め込むことは難しいのでアフィリンククリック数(単価)を最適化する動きをとる必要があるのですが、ページが大事といったのはこの部分ですね。

コンテンツの内容で広告主のランディングページに行ったあとのCVRも変わりますが、まずはアフィリンククリックの単価が合わないとどうしようもないのでそこをあわせにいきましょう。

広告上で設定するコンバージョンもアフィリンククリックに最適化する形になります。

テストマーケティングとしても活用できる

CVが取れる記事がないと厳しいとはいったものの、まったく流入がないとそれが分からないので困りますよね。

その際に、テストマーケティング的にリスティングを活用する方法もあります。

上記で解説した低単価でリスティングを配信してテストを行う方法ですね。

いずれにしても最初から収支が合うように配信できれば世話はないので、配信しながら数値を見て記事の内容を改善していくイメージです。

配信していく中で、配信しているキーワードが悪いのか、記事の内容が悪いのか、取り組んでいるジャンルが悪いのか、などといった形で様々な課題が分かってくるので、それを元に改善を繰り返しましょう。

リスティング広告はそういったテストマーケティングを行うのに向いています。

というのもいちがいには言えないものの、リスティングの顕在的なキーワードで発生しなければ他の経路(SNSなど)でも厳しいので、予算が少ないと難しいとはいったものの記事の質を確認する用途では有効ですよ!

実施時の注意点

最後に実施する際の注意についてお伝えしておきます。

箇条書きで整理すると以下のような感じ。

  • アフィの王道ジャンルだとキツい
  • リスアフィがNGな案件もある
  • ジャンルによっては審査が厳しいよ
  • リスアフィ、GoogleはOKでYahoo!はダメ
  • 設定ミスをするとクレカの枠がある限り無限に課金されてしまう

まず注意したいのは、リスティングアフィリエイトがNGの案件があるので事前確認がマストであることと、当たり前ですが商標で配信することはNGなので広告が出ないように除外する必要があります。

例)「ヒトデシャンプー」といった商材があるとして、そのワードが入った検索クエリにはリスティング広告を配信してはいけないってことです

また、媒体の話でいうとGoogle広告はリスティングの実施はOKですが、Yahoo!は条件をクリアすれば実施できるものの難しいので、基本的にはNGだと思った方がいいです。

ですので実施するのであればGoogle広告ですね。

あとは広告ですので媒体の審査があるのですが、特にYMYL領域の審査は厳しいです。

そもそもSEOアフィリエイトであろうがSNSアフィリエイトであろうが医療広告ガイドライアンであったり薬機法であったり法律に関する部分は守る必要がありますが、その辺りを広告の入稿時点で厳しく見られるよって感じですね。

ついでにジャンルの話をしておくと、アフィリエイトの王道ジャンルは競合が多いので修羅の戦いになることは覚悟しておいてください。

競合が多いということは入札が多いということなのでオークションでクリック単価が高くなりやすいですし、ランディングページ自体も強いのでそことの比較で戦わないといけないので。

また、最後にお金周りに関しては注意してくださいね。

媒体にクレジットカードを紐づけて支払いを行うのですが、設定を間違えるとクレカの枠がある限り無限に課金されてしまうケースもあります。

まとめ:厳しい話が多かったものの、広告は面白いですよ

SEOから運用型広告に移った身としては、広告は面白いですよってことは最後にお伝えしておきます。

SEOは一瞬でサイトが吹っ飛ぶことがありますが、広告はそれがないですし、結果がすぐに分かるので改善のサイクルを回しやすいことが個人的には好きです。

今はSEOにはほとんど触れていませんが、そこでやってきたことは広告にも活きていると感じますし、そもそもSEOも広告も集客するための手段でしかないので俯瞰して考えて自分に取ってベストな方法を見つけられるといいですね。

僕自身、昔は雑記ブログであったり特化サイトであったり色々とやってきましたが、記事を書くのはタイヘンだしそれ以外にもやることは無限にあるし、苦しいことは多いですよね。

でも今では苦しみながらも色々とやっててよかったなって思いますし、それこそブログやアフィリエイトをやってきてよかったなって思うので、皆さんも今やっていることが何かしらの形で報われることを祈っておきます!

ということで、この記事がそのために何かしら参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

寄稿者の紹介

名前:小田 峻

X(Twitter):@AnomalyM_oda

公式サイト:アノマリーマーケティング株式会社

note:https://note.com/anomalym_oda

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

無料のブログ講座!

スキマ時間にブログを学ぼう

公式LINEに登録すると、ブログ運営で上手くいく方法や、ブログで稼ぐための情報が手に入ります

  • 無料で当サイトや動画の内容をまとめたブログ講座が受けられる
  • ヒトデからブログ運営に役立つ情報や、有益な情報が送られてくる
  • ヒトデに直接ブログのことを質問ができる
  • 無料のセミナー動画が視聴できる

毎日たくさんのメッセージをいただくので返信には時間がかかりますが、必ずすべて見て返信しています。

完全無料で不要になったらすぐにブロック等出来るので、是非気軽にご登録ください。

記事URLをコピーしました